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北海道旅行で必ず食べておきたいグルメとは!?おすすめグルメ8選

北海道旅行で必ず食べておきたいグルメとは!?おすすめグルメ8選

北海道への旅行の際には、ご当地グルメも楽しみの一つという人が多いかと思いますが、必ず食べておきたいグルメをご存知でしょうか?

北海道は一年を通して新鮮な食材が豊富で、広大な北海道でしか味わえないグルメは、多くの人々を魅了しています。

この記事では、北海道旅行で必ず食べておきたいおすすめグルメ8選をご紹介していきます。

新鮮な海鮮を思う存分堪能できる北海道おすすめグルメ

新鮮な海鮮を思う存分堪能できる北海道おすすめグルメ

海鮮料理

北海道の海鮮料理といったら、カニをイメージする人も多いかと思いますが、その他にも海鮮丼やお寿司、炉端焼きといった新鮮な海鮮料理の種類がたくさんあり、とても魅力的です。

北海道土産として冷凍の海産物をもらって食べたりということもあるかと思いますが、一度北海道に旅行して現地で生の新鮮な海鮮を口にすると全く別物のように感じてしまう程です。

また、ひとまとめで北海道と言えども、地域それぞれでウリにしている海の幸は違うため、北海道でオススメの海鮮料理全部を制覇しようと食べ歩きをするのは結構厳しいものかもしれませんが、一つ一つを堪能して北海道ならではの鮮度良い海鮮料理をたくさん味わいたいものですね。
 

海鮮丼

新鮮な海鮮料理をすぐに味わたいと思ったら、北海道各地域にある市場で食べる海鮮丼ではないでしょうか。

なかでも、札幌の場外市場や函館の朝市を筆頭に、釧路の和商市場では自分でネタを選べる勝手丼が人気が高くなっています。

勝手丼とは、和商市場内の惣菜屋さんで自分の好きな量のご飯を買って丼に盛ってもらい、いくつかの商店から好きなネタを選んで作るオリジナルの海鮮丼です!
 

自分の好きな魚介を好きなだけ選んで盛り付けるオリジナル海鮮丼は、北海道旅行を満喫するのにはもってこいのグルメの一つです。
 

ウニ

一般的に生ウニは年間を通して食べることができるグルメですが、羅臼(らうす)産の生ウニですと一番美味しく食べられるのは1月末から6月中旬頃までとされています。

羅臼産の生ウニは、厳しい寒さの海で羅臼産の昆布をエサにして贅沢に育つので、身が引き締まっていて濃厚で極上な味わいがし、さらに少ししか採れないのでとても貴重な生ウニとなっています。

ウニは好き嫌いの分かれるものかと思いますが、函館朝市の近くと札幌にあるウニ専門店として有名な「うに むらかみ」は、ウニが少し苦手な人でも美味しいと好きになってしまうくらいのお店です。

うに むらかみ」では、無添加生うに丼や雲丹(うに)の天ぷら、ウニグラタン、ウニ刺しやウニ焼きなどといったウニづくしの料理の数々をめいっぱい楽しむことができちゃいます。
 

寿司

寿司は、海鮮料理の中でも手頃な食べ物とはいきませんが、鮮度の良いネタを寿司として美味しく食べられる幸福感を考えると、コストパフォーマンスの高い海鮮料理の一つと言えるのではないでしょうか。

さらに、北海道であればカウンターのみの敷居の高いような寿司屋でなくても、回転寿司でも十分美味しいとよく耳にします。

北海道にもたくさんの回転寿司のお店があり、どこも産地から直送された鮮度の高い魚を使って寿司を握ってくれていたり、さすが北海道ならではの新鮮さをウリにして寿司を存分に堪能できるメリットもあるのが嬉しいですよね。

カニ

北海道の海鮮料理といったら、真っ先にカニをイメージする人も多いのではないでしょうか。

カニは冬が旬という印象が強いかと思いますが、たくさんあるカニの種類によって旬の時期も様々で、例えば毛ガニであれば春はオホーツク産、夏は噴火湾産、秋は道東産、冬はえりも産というようにオールシーズンで旬のカニが食べられちゃいます。

カニの種類の中でも、毛ガニやタラバガニ、ズワイガニ等がよく知られていますが、イチオシは深くて濃厚な味わいの花咲ガニです。

ちなみに、札幌のすすきのにある「活カニの花咲」では、活きたカニが豪快にさばかれるライブパフォーマンスが見られるだけでなく、カニの刺し身、レアとミディアムの茹でカニ、グリルにした焼きカニなどなど、タラバガニをごっそり食べ尽くせる贅沢の極みを堪能できちゃいます。
 

季節関係なくいつでも食べたくなる北海道おすすめグルメ

季節関係なくいつでも食べたくなる北海道おすすめグルメ

ラーメン

ラーメン王国とも言われている北海道ですが、札幌では味噌ラーメン、旭川では醤油ラーメン、函館では塩ラーメンというように、北海道各地で様々な味を楽しめちゃいます。

さらに、北海道のラーメンはちぢれ麺という印象もあるかもしれませんが、スープの種類が違うと麺も違ってきたりというように、地域によって麺それぞれの特長も変わります。

北海道の地元民であっても、醤油派や味噌派、塩派と好みも分かれるくらいなので、自分の好きな地域だけに限らず、自分好みのラーメン店を探しながら食べ歩くのも楽しいですよね。
 

札幌:味噌ラーメン

札幌ラーメンの原点であり、元祖味噌ラーメンの店として有名なのは「味の三平です。

そもそも、 昭和20年台後半に味噌ラーメンが誕生したのですが、それは「味の三平」の創業者が味噌汁をヒントにして考え作り上げたものでした。

味噌は昔からカラダに良いと言われており、その頃のラーメンでは使われることが少なかったニンニクを使って、更に栄養のバランスを考えてたくさんの野菜炒めを入れて作ったラーメンを何回も試して試行錯誤されたようです。

それから、雑誌等で「味の三平」の味噌ラーメンが取り上げられ始めると、あっという間に日本全国に味噌ラーメンが広まって、札幌ラーメンといったら味噌ラーメンというイメージが強くなっていきました。
 

旭川:醤油ラーメン

旭川の醤油ラーメンを代表する1947年(昭和22年)創業の老舗である「蜂屋は、ミシュランガイド北海道2017 特別版にも掲載されたほどです。

蜂屋」のウリといったら、定番となっている醤油ラーメンと焦がしラードが評判高く、醤油ラーメンの魚介系スープと焦がしラードの組み合わせが最高にマッチしている一品です。

蜂屋」の魚介系スープは、ここでしか味わうことのできないアジが使われていて、こだわりを持った深い味わいが堪能できちゃいます。

また、スープや焦がしラードの濃さがお好みで変えることができるので、何回か食べてみると自分流のオリジナルな組み合わせを見つけることができるかもしれませんね。
 

函館:塩ラーメン

函館を代表する塩ラーメンの人気店といったら、1930年(昭和5年)創業という伝統のある「あじさい 本店です。

あじさい 本店」の人気メニューである味彩塩拉麺(あじさいしおラーメン)は、創業当初からのレシピに沿いながら、時代にマッチするように改良を繰り返してきており、スープはメインの昆布の他には鶏ガラや豚骨、煮干しでベースを作り、そこにちょっぴりショウガを加えて、まろやかで味わい深いスープに仕上がっています。

そして、味彩塩拉麺(あじさいしおラーメン)の麺は中細のストレート麺で、あっさりとした味わいなので、脂っこいラーメンがあまり得意ではない人、女性や子どもには特に人気があります。

函館駅や千歳空港にも店舗があるので立ち寄りやすくなっており、さらに本店は観光名所として有名な五稜郭の近くなので、函館観光する時に足を運びやすいのも良いですね。

スープカレー

今では全国で有名になっているスープカレーは、札幌が発祥の地であり本場として、数多くのスープカレー店がひしめきあっており、北海道の特産物などがたっぷり入っているバラエティー豊かなメニューが楽しめます。

スープカレーは、日頃から食べているカレーライスとは全然違う食べ物と思った方が良いくらい、カレーライスという枠から逸脱した特別なものとなっています。

そして、スープカレーが全国に広まるキッカケとなったお店が「らっきょ」であり、東京や横浜にも店舗があるなど、広く人気を集めています。

札幌店では、北海道の食材が存分に入ったスープカレーがたくさんあり、中でも知床鶏スープカレー北海道産は幅広く愛されているメニューです。

今ではオンラインストアもあるので、全国で「らっきょ」のスープカレーがレトルトで食べられちゃいますが、札幌の本店へ足を運んで本場の味を堪能したいものですね。
 

ボリューム重視で満喫する北海道おすすめグルメ

ボリューム重視で満喫する北海道おすすめグルメ

ザンギ

ザンギは釧路発祥なのですが、そもそもの始まりは骨付きの鶏肉をから揚げにして、ソースも一緒に添えて出したものが後に「くしろザンギ」と言われるB級グルメの一つとしても広がっていき、ザンギは北海道全域で愛されているソウルフードとなりました。

ザンギとは、鶏肉を醤油やにんにく、ショウガ等を混ぜ込んだ調味料に漬け込んで、小麦粉あるいは片栗粉を付けて揚げているもので、からあげと比べると味付けの手順が違ったり、半日以上は漬け込んでいるため味付けが濃く、そのまま食べても美味しいのが特徴です!
 

たっぷりとザンギを味わいたい人には、札幌市内にある老舗中国料理の「布袋」がオススメです。

結構なボリュームのあるザンギはジューシーで大きく、そのままでも十分美味しいですが、独自のタレをかけて食べるとより一層美味しさが引き立ちます。

また、食べきれなかった際には、持ち帰りにもしてもらえるところが嬉しいポイントです。

スパカツ

スパカツとは、熱々の鉄板にミートソーススパゲティとトンカツが盛られている料理で、スパカツ発祥の地である釧路のローカルフードとして釧路民にとどまらず、全国的なソウルフードとなっています。

釧路の冬はとても寒くなるため、最後まで冷めることなくアツアツのまま食べられるようにと、スパカツの元祖である「レストラン 泉屋 本店」が鉄板のお皿で出し始めたようです。

創業当時から変わらぬ味を守り続けている 濃厚な味わいのミートソーススパゲティのミートソースは、1.9mmの太麺にしっかりと絡み合って、上に乗っかっているトンカツもカツだけで食べたくなってしまうほど柔らかく満足度の高い一品です。

ちなみに、食べ進めていくと鉄板の下の方にコゲ麺と言われるスパゲッティのおこげが出てきて、それまでとは違う食感が味わえて、二度楽しめちゃうのも魅力の一つかもしれません。
 

北海道ならではの肉料理を楽しむ北海道おすすめグルメ

北海道ならではの肉料理を楽しむ北海道おすすめグルメ

ジンギスカン

ジンギスカンは、ラムやマトンといった羊肉を焼いて食べる北海道の代表的な郷土料理で、道産子(どさんこ:北海道生まれの人のこと)のソウルフードでもあります。

ラムとは子羊の肉で、マトンとは成長した羊の肉のことで、マトンよりはラムの方が臭みが少なくてクセのない味だよ!
 

ジンギスカンには、大きく分けると2つの食べ方があり、ジンギスカンを焼いてからタレを付けるか、タレに漬け込んであるジンギスカンを焼くかのどちらかに分かれます。

ジンギスカンの老舗と言ったら、1954年(昭和29年)創業である「札幌ジンギスカン だるま」です。

当然のようにいつも行列ができており、札幌市民にとどまらず、観光や仕事で札幌へ訪れた人などからも行ってみたいお店に入っている人気店です。

「だるま」は、ジンギスカンだけというシンプルなメニューで、毎朝仕入れてくる鮮度の良いマトン肉のロースや肩ロースにモモの部位が組み合わされているため、それぞれ違った味わいを楽しめます。

さらに、「だるま」といえばジンギスカンだけでなく、タレとキムチも美味しいことで有名ですが、絶品のマトンに至ってはそんなに臭みも感じないくらいなので、ジンギスカンがちょっと苦手な人も「だるま」のジンギスカンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

豚丼

豚丼は、帯広が発祥の地として有名ですが、元々は当時の開拓者たちが疲労回復するようにと、鰻丼に見立てて身近な食べ物であった豚を食べたことが原点となっています。

近年では北海道だけにとどまらず、東京でも豚丼を味わうことができるほどに広まってきましたが、やはり帯広で食べる元祖の豚丼は絶品であり、まったく印象が変わってしまうほどの衝撃を受けるかもしれません。

たくさんの豚丼有名店がひしめき合っている帯広市内ですが、なかでも老舗として人気が高いのは「ばんちょう」です。

「ばんちょう」の豚丼は、北海道の美味しい水と空気で育てられた豚を炭火等で焼いて、ショウガを加えた甘ダレに漬けて絡められた一品は、白米との相性も絶妙で最高です。

タレの調味料がショウガではなく黒こしょうだったり、豚丼のタレや焼き方、豚の部位などは、それぞれのお店によっても変わってくるため、いつくか豚丼のお店を回ってみて、自分の好みの豚丼を見つけるのも楽しいですね。

北海道旅行で必ず食べておきたいグルメとは!?おすすめグルメ8選のまとめ

北海道旅行で必ず食べておきたいおすすめグルメについて、参考になりましたでしょうか?

食材の宝庫とも言える北海道では、旅行前に自分好みのグルメについても事前の下調べをしておかないと、旅先で広大な土地の中からお店を見つけるというのは、結構難しいことかもしれません。

とっても広い北海道ですので、北海道以外からの旅行客であると距離感が掴みづらく、キツキツのスケジュールを組んでしまって、結局お目当てのお店にたどり着けなかったということも、しばしばあるようです。

北海道の新鮮なグルメをめいっぱい満喫するためにも、ゆとりを持ったプランを立てて、じっくりと堪能したいものですね。

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