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秋田のお祭りはどこが有名!?一度は行ってみたい秋田の祭り8選

秋田のお祭りはどこが有名!?一度は行ってみたい秋田の祭り8選

秋田県では春夏秋冬の一年を通して盛んなお祭りがたくさんあるのをご存知でしょうか?

春には桜まつり、夏には大曲の花火や竿燈まつり、冬には横手のかまくらなどといった有名な祭りが年中開催されており、毎年日本中から多くの観光客が集まり賑わいます。

この記事では、秋田県の有名なお祭り8選をご紹介していきます。

春(4月5月6月)に開催される秋田の有名なお祭り

春(4月5月6月)に開催される秋田の有名なお祭り

よこて桜まつり

よこて桜まつりは、約3000本もの桜が横手公園の展望台辺りに咲き誇り、満開の桜になる時期を見て開催され、例年多くの人々が訪れる桜まつりです。

横手城という通称がある展望台を背景にすると、最高のロケーションで桜を眺めることができ、写真の愛好家にとってもおすすめのスポットです。

横手公園には、子供たちが遊べるアスレチック広場や郷土資料館もあり、展望台からは絶景が眺められたり、自然豊かで市民たちの憩いの場となっており、家族連れやカップル、友達とピクニック気分で楽しめちゃいます。

 【詳細情報】 
  • 名称:よこて桜まつり
  • 開催時期:4月中旬~下旬
  • 住所:秋田県横手市城山町(横手公園)他
  • アクセス:
    【電車の場合】
    奥羽本線 横手駅より車で約10分
    【車の場合】
    秋田自動車道 横手ICより約15分
  • お問い合わせ:0182-33-7111
  • >>公式サイトはこちら

 

角館桜まつり

角館桜まつりは、青森県の弘前城、岩手県の北上展勝地に並んで、東北地方の三大桜名所の一つとして名高く、例年100万人以上もの観光客で賑わいます。

角館の武家屋敷などには、国の天然記念物にも定められているシダレザクラが162本、樹齢が300年以上もの古木もあったり、桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)には、昭和9年(1934年)の天皇陛下の誕生記念で植えられたソメイヨシノ400本がおよそ2kmも続いて咲き誇っています。

秋田県の角館はみちのくの小京都とも呼ばれており、まるで江戸時代の武家社会にタイムスリップをしたみたいな雰囲気を味わえる美しく静かな町並みになっており、春の時期に桜色に染められた街全体の景色はなんと言っても見事で、年間を通して一番輝くシーズンです。

武家屋敷通りには満開のシダレザクラが降りそそぎ、川沿いには華麗な桜のトンネルが続いていますが、広さや距離があるため、そこまで混み合うことも少なく、心地良い散歩をしながら日本人の多くが愛する桜を見れちゃう有名な観光スポットになっています。

 【詳細情報】 
  • 名称:角館桜まつり
  • 開催時期:4月下旬~5月上旬
  • 住所:秋田県仙北市角館町武家屋敷・桧木内川堤
  • アクセス:
    【電車の場合】
    JR/秋田内陸縦貫鉄道 角館駅より徒歩20分
    【車の場合】
    東北自動車道 大曲ICより約40分
  • お問い合わせ:0187-43-3352
  • >>公式サイトはこちら

 

夏(7月8月9月)に開催される秋田の有名なお祭り

夏(7月8月9月)に開催される秋田の有名なお祭り

秋田竿燈まつり

秋田竿燈まつりは、青森県のねぶた祭り、仙台の七夕祭りと並んで東北三大祭りの一つで、近年では秋田の文化を伝える行事としてはもとより、国内外問わずたくさんの観光客で賑わい、東北地方の代表的な夏祭りとして人気があります。

竿燈まつりは、重要無形民俗文化財にも定められており、竿燈を全体的に稲穂のように、連なっている提灯(ちょうちん)を米俵のように見立てて、大きな竿燈をおでこや肩に乗せて支えつつ、町を練り歩いていくという見ごたえのある行事です。

竿燈まつりでは、一番大きなもので46個の提灯をおよそ12mもの高さがある竹竿に吊るした竿燈を、頭から肩へ、手の上から腰の上へとバランスを上手く取って位置を変えながら乗せて練り歩くものですが、更に熟練技になると竿燈を自在に操りながら差し手として扇子を仰いだりなど、観客の目を引きつけます。

そもそも、竿燈まつりは五穀豊穣を祈願する祭りであり、10000個もの提灯がまるで光る稲穂のように一気に立ち上がる姿はとても印象的で、何百年も続く歴史の深さを感じながら、熱気に包まれ幻想的な雰囲気を味わえる最高の夏の夜になること間違いないでしょう。

さらに、竿燈まつりは開催期間中で日々違った演技が見れて、最終日は竿燈妙技会という最優秀演者を決めるイベントがあり、その年の優勝者の演技が披露され、盛り上がります。

竿燈の演技が終わったら、実際に使っていた竿燈に触れたり、写真を撮ったりできるふれあいの時間があるので、子供たちは大喜びです!
 

 【詳細情報】 
  • 名称:秋田竿燈(かんとう)まつり
  • 開催時期:8月上旬
  • 住所:秋田市竿燈大通り
  • アクセス:
    【電車の場合】
    秋田新幹線/JR各線 秋田駅より徒歩約15分
    【車の場合】
    秋田自動車道 秋田中央ICより車で約20分
  • お問い合わせ:018-888-5602
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花輪ばやし

花輪ばやしは、日本三大ばやしの一つであり、一晩中響き渡っているおはやしは日本で一番の祭りばやしと絶賛されていて、ユネスコ無形文化遺産や国の重要無形民俗文化財にも指定されているお祭りです。

現在では12曲が選ばれ受け継がれている祭りばやしだけでなく、闇夜に浮かび上がる豪華で立派な屋台も多くの人を魅了します。

なかでも、祭りばやしの代表曲ともなっている本ばやしは、行進曲のように勇ましく元気の良い感じで、聴いている人々を惹きつけてやみません。

町内の屋台が10台ほど駅前ロータリーに集結し、おはやしを打ち合いながらパレードを繰り返して、2日間夜を徹して行われます。

 【詳細情報】 
  • 名称:花輪(はなわ)ばやし
  • 開催時期:8月中旬
  • 住所:秋田県鹿角市(JR花輪線 鹿角花輪駅前、花輪商店街通り他各町内)
  • アクセス:
    【電車の場合】
    JR花輪線 鹿角花輪駅より徒歩
    【車の場合】
    東北自動車道 鹿角八幡平ICより花輪市街地まで約3km
  • お問い合わせ:0186-30-0500
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大曲の花火

大曲の花火は、創造花火の発祥地となっており、日本各地から腕の良い花火師が集結して競り合う日本三大花火大会の一つです。

大曲の花火は全国花火競技会が正式名称であり、日本全国から選び抜かれたトップレベルの花火師が集まり、独創的な花火を打ち上げて、内閣総理大臣賞等の名誉ある賞を目標に最高級の技を競い合うコンクールともなっており、他の花火大会と違い審査や表彰といったものもあります。

日本全国でも珍しい昼花火が催されるのは大曲だけで、一般的な夜の花火とは違った形や色鮮やかな花火が見られるので、人気があります!
 

さらに、大曲の花火は歴史が深く1910年から始まっていて、全国各地の花火大会の中でも最上級の権威があると言われており、内閣総理大臣賞だけでなく、経済産業大臣賞や文部科学大臣奨励賞、中小企業庁官賞といった各賞が準備されているほどです。

例年、多くの旅行会社から大曲の花火観覧のツアーが出されたり、JR東日本でも臨時列車を何本も増やしたりと、ビッグイベントとなっており、およそ75万人ほどの観光客が集まるくらいの人気の高い花火大会となっています。

 【詳細情報】 
  • 名称:全国花火競技大会(大曲(おおまがり)の花火)
  • 開催時期:8月下旬
  • 住所:秋田県大仙市大曲西根 雄物川河川敷運動公園
  • アクセス:
    【電車の場合】
    秋田新幹線/JR各線 大曲駅より徒歩約30分
    【車の場合】
    秋田自動車道 大曲ICより車で約10分
    ※大会当日は渋滞・交通規制などにご注意ください
  • お問い合わせ:0187-62-1262
  • >>公式サイトはこちら

 

冬(1月2月3月)に開催される秋田の有名なお祭り

冬(1月2月3月)に開催される秋田の有名なお祭り

大館アメッコ市

大館アメッコ市は、この日に飴を食べることによって風邪を引かなくなるという言い伝えがあり、およそ100もの飴を販売する屋台が出店され、秋田県における伝統行事の一つとして冬の風物詩になり、全国からたくさんの観光客で賑わいます。

ちなみに、アメッコとは秋田弁で言う飴のことだよ!
 

アメッコ市の始まりは、1588年(天正16年)頃と伝えられていて、その当時では民俗行事として長い間開催されてきましたが、1972年(昭和47年)からは現在のおおまちハチ公通りで催される運びとなりました。

大館市は、おおまちハチ公通りに植えられているミズキの枝の先に、飾りとして小さい飴を付けた枝アメで彩られ、細工飴や切り飴、キャラクター飴と並んで枝アメも露店に並び、多くの観光客の目を引きます。

さらに、秋田県の発祥の地ともなっている大館市なので、アメッコ市の開催期間中には秋田犬とふれあえるコーナーや、秋田犬のパレードなどの秋田犬に関連した催し物もあったり、秋田犬をモチーフにした飴を売っている屋台もあります。

 【詳細情報】 
  • 名称:大館アメッコ市
  • 開催時期:2月上旬
  • 住所:秋田県大館市大町64 おおまちハチ公通り(旧大町中央通り)
  • アクセス:
    【電車の場合】
    JR花輪線 東大館駅より徒歩10分/JR奥羽本線 大館駅より車で約10分
    ※大館駅より会場への有料シャトルバス有り
    【車の場合】
    秋田道大館南ICから車で10分
  • お問い合わせ:0186-42-4360
  • >>公式サイトはこちら

 

横手の雪まつり

横手の雪まつりは、およそ450年もの歴史の深い祭りで、よく名の知れたかまくらとぼんでんという地元神社の祭りの2つから成り立っています。

横手のかまくらは、水神様を祭る小正月の行事であり、かまくらへ入って水神様にお賽銭(おさいせん)を上げ、家内安全や五穀豊穣、商売繁盛等を祈願するもので、かまくらの中で明かりをつけて餅や甘酒を振る舞います。

横手の雪まつりが開催されている間は、横手市内ではかまくらが100個くらい作られて、明かりが灯されたかまくらが冬の夜を彩り、その景色は何とも言えないほど美しい光景なので、冬の秋田観光にははずせない祭りです。

夜に行われるライトアップが有名ですが、昼間にもかまくら先取り体験やかまくら作り体験ができ、なかでもかまくら先取り体験ではかまくらを1時間貸し切りで体験できるので、家族やカップルで貴重な思い出になるのではないでしょうか。

そして、ぼんでんの方はかまくらと合わせて観光向けに行われるぼんでんコンクールと、元々のぼんでん奉納として神社へ奉納するぼんでんの2つがあります。

ちなみに、ぼんでんとは大きな御幣(ごへい:紙垂(しで)と呼ばれている切り紙を木軸の先端に取り付けたもの)のことで、神様への奉納物です!
 

基本的に雪まつりの会場へは巡回バスが便利ですが、会場近くまで車で行く場合には、横手市役所本庁舎前道路公園付近にあるかまくら館の駐車場がオススメです。

 【詳細情報】 
  • 名称:横手の雪まつり
  • 開催時期:2月中旬
  • 住所:秋田県横手市中央町 横手市役所本庁舎前道路公園、横手公園、羽黒町武家屋敷通り、二葉町かまくら通り他
  • アクセス:
    【電車の場合】
    JR奥羽本線/北上線 横手駅より徒歩約10分
    ※各会場への無料巡回バスあり
    【車の場合】
    秋田自動車道 横手ICより車で約10分
  • お問い合わせ:0182-33-7111
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なまはげ柴灯まつり

なまはげ柴灯まつりは、国指定の重要無形民俗文化財にもなっているみちのく五大雪まつりの一つであり、男鹿エリアでの冬のメインイベントとなっています。

なまはげ柴灯まつりは、柴灯祭(さいとうさい)と呼ばれる1000年以上もの歴史の深い真山神社で行われる鬼鎮めの神事と、男鹿エリアの民俗行事であるなまはげをミックスさせたお祭りです。

なまはげは、年越しという節目の際に現れる神様とも伝えられており、大きな出刃包丁を持って凄まじい顔をした鬼が大声で「泣ぐ子はいねーがぁー」とい叫びながら、それぞれの家を回って子どもたちに良い子でいるかと忠告を促すものです。

なまはげ柴灯まつりでは、力強いなまはげ踊りやなまはげ太鼓、なまはげ下山なども見どころで、神社にある森で松明(たいまつ)の火が大きく揺れ動きながら、山からなまはげが降りてくる様はとても衝撃的なシーンで、目に焼きつき離れなくなってしまうほどです。

ちなみに、境内の真ん中にある焚き火付近で見学する場合には、ある程度寒さはしのげるかと思われますが、有料観覧席ですと境内の周囲に設置されているため、結構冷え込んでしまうことが予想されるので、防寒対策は必須です。

 【詳細情報】 
  • 名称:なまはげ柴灯(せど)まつり
  • 開催時期:2月中旬(2月第2金曜日~日曜日)
  • 住所:秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
  • アクセス:
    【電車の場合】
    JR男鹿線 男鹿駅より会場への有料臨時バスで約40分
    【車の場合】
    秋田道 昭和男鹿半島ICより40分
  • お問い合わせ:0185-24-9220
  • >>公式サイトはこちら

 

秋田のお祭りはどこが有名!?一度は行ってみたい秋田の祭り8選のまとめ

秋田県の有名なお祭りについて参考になりましたでしょうか?

お祭りは春夏秋冬問わず一年を通して熱気に包まれ活気に溢れるので、日本全国から秋田へ足を運ぶ人も多くなりますよね。

夏祭りでは、見るだけでなく地元の人たちと共にエキサイティングに盛り上がり、冬祭りでは雪国ならではの雪をめいっぱい楽しんで幻想的なムードを満喫したら、秋田の魅力にハマっちゃうのではないでしょうか。

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